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第26回 沖縄県産業教育フェア実行委員会 会長挨拶

教育長 半嶺満

令和4年12月

沖縄県産業教育フェア実行委員会

会 長

半嶺 満

 第26回沖縄県産業教育フェアの開催にあたり、御挨拶を申し上げます。

 本フェアは、産業教育を学ぶ専門高校・専門学科、職業教育を学ぶ特別支援学校の生徒たちの活躍や日頃の学習の成果を、広く県民の皆様に紹介するとともに、本県の産業教育・職業教育の魅力や理解を深めていただく場として大きな役割を果たしてまいりました。これまで参集により開催しておりましたが、今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3年目となる特設Webページで開催することとなりました。生徒並びに学校関係者の創意工夫により、回を重ねるごとに内容も充実し、「魅せる技術(わざ) 繋がる伝統 新たな未来への可能性」のスローガンのもと、本フェアが開催できますことは大きな喜びであり、尽力された教職員の皆様に心から感謝を申し上げます。

 今回の特設Webページには、各学校・学科ごとに作品製作や研究活動等の学習内容が掲載されています。小中学生や保護者の皆さん、産業界、教育関係者、その他多くの皆様にぜひ御覧いただき、本県産業教育、職業教育について御理解いただければ幸いです。

 また、本フェアは各校の生徒が集い、直接交流し互いに刺激を受けることも目的の一つであります。今年度も、各専門高校の代表生徒がそれぞれの専門分野をいかして商品開発や地域課題を解決する取組を企画する「シッサくんプロジェクト」を実施しております。オンライン研修を中心に参集型研修も効果的に取り入れながら、より学びが深まるカリキュラムとなっております。本フェアを通して「参加・交流・創造」を実現することで、産業教育・職業教育の充実・発展に繋がることを期待しております。

 新型コロナウイルスとの共存・共生に向けた新たな段階に移行する中、どのような時であっても、より良い社会を創造することを目指して、自ら課題を見つけ、自ら学び、考え、行動できる能力の育成や、より実践的な専門教育、職業教育の推進が求められております。県教育委員会においても、地域産業を担う職業人の育成に努め、キャリア教育の充実と職業教育を一層推進していく所存であります。

 結びに、開催にあたり御支援、御協力を賜りました関係団体、産業界の皆様に心から御礼を申し上げますとともに、本フェアの益々の発展を祈念し、挨拶といたします。