学校間連携プロジェクト

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沖縄水産×南部商業
商品開発プロジェクト

2023年 学校間連携プロジェクト

南部商業高校(流通・情報ビジネス科)と沖縄水産高校(食品科学系列)の3年生が、互いの専門分野の知識を活かし、商品開発・販売実習を行うプロジェクト。沖縄水産が水揚げするマグロと、地域の野菜を使用したレトルトカレーを開発。南城市(株)仲善よりスパイスやウコンを提供して頂き、南部地域の新たな特産物を創造する。

4月プロジェクトスタート。・南部商業高校・沖縄水産高校の生徒による商品計画会議をTeamsにて行い、商品アイディアを話し合った。沖縄水産高校では以前から生徒が遠洋実習で獲ったマグロでツナ缶を作っていたため、その際に取り除かれる血合肉の部分を使ったカレーを作ることに。血合肉は鉄分豊富で栄養価が高いが、家畜の飼料や、農作物の肥料として使わるほか、廃棄されることも多い部分。今回はSDGsの観点からも、この部分を使うことで合意した。商品決定後は、それぞれの学校で作業分担の確認等を行った。

1. Plan(計画)

沖縄水産高校

①商品企画
②商品開発
③大量生産
最初の課題は「何を作るか」。4月~6月は缶詰実習があり、なかなか商品企画までは手が回らずにいたが、缶詰実習で廃棄されていたマグロの血合肉をなにか活用できないかという大城さんの提案で、血合肉を使ったカレーを作ることに。

南部商業高校

①商品企画
②仕入先開拓
③会計処理全般
④販売促進活動全般(パッケージ作成・メディア取材依頼等)

商品開発自体は沖縄水産高校が行うため、南部商業高校では、仕入先・販売先・パッケージ作成で協力してもらえる企業を開拓。
予算の関係上、パッケージ作成の交渉では断られることも多かったが、5社目にして、予算内で理想に近いパッケージ箱を準備できることに。

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2. Do(実行)

沖縄水産高校

早速商品開発が始まるが、血合肉は独特の臭みが有るため、臭みを取ることに苦労した。水で洗ったり、加熱したりと様々な方法で試作を繰り返すが「商品としてお金を出してもらう価値のある味にはならない」と、生徒たちは思い悩んだ。一時は士気が低下するも、酢で下処理をして臭みを取る方法を発見。安価で手に入る冬瓜とトマトと合わせて、幅広い年齢層が食べられる甘口のカレーを完成させた。

次の課題は「大量生産」。試作は家庭用の鍋で作っていたため、給食センターで使うような大鍋での調理は勝手が違う。思うような分量が作れなかったり、火加減などで苦戦したが、12月1日、8日で目標の300食を超える360食分を完成させた。学校にある装置を使い、レトルト用のパウチ(袋)で密封して加圧加熱殺菌するまで全て生徒が行った。

南部商業高校

昨年に引き続き南城市でカフェくるくまを営む株式会社仲善に協力を依頼。カレーには不可欠なスパイス、ウコンなどを提供してもらうことに。また、株式会社仲善オリジナルのスパイス「くるスパ」を委託商品として販売することを決めた。誰でも食べられるようにと甘口で作られたカレーに追いスパイスとして「くるスパ」を使うことで、大人でも満足のいくカレーに。

パッケージデザインは、神谷さん、富盛さんのデザインを元に山脇さんがAdobeのIllustratorを使ってデザインを作成。予算の都合上箱に直接印刷することは叶わなかったが、西崎パッケージ株式会社の協力により、紙代だけで箱入りレトルトカレーのパッケージを作ることが出来た。

2校合同

商品の箱詰め作業は、販売日前日に沖縄水産高校にて両校合同で実施。これまで、両校の先生や一部の代表メンバーは何度もやり取りをしていたが、ほとんどのメンバーはこれが初めての顔合わせ。やや緊張した様子もあったが、協力して箱詰め作業を終わらせた。

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販売実習

そして販売当日(12/21)の午前11時、場所はサンエー那覇メインプレイス。販売開始と同時に商品を手に取るお客様の姿が。生徒たちは役割分担を決めて、ビラ配り、陳列、会計を行った。プロジェクトの集大成といえる「販売実習」は、平日にも関わらず多くの人でにぎわい、大成功となった。

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生徒のコメント

沖縄水産高等学校

  • 大城渚

    大城 渚

    このプロジェクトは今までやってきたものと違い、一から自分たちで商品を考える必要があり作る期間や大量生産が出来るものなど色々な事を考えながら話し合いをしました。マグロ味噌やパンなど様々な意見が出ましたが、年齢を問わず誰でも食べることができ、SDGsの観点からツナ缶を作る際に出る鉄分などの栄養を含んだマグロの血合い肉を使ったカレーを開発しました。血合い肉には独特な生臭さや味があり、食べやすいように工夫するのがとても難しかったですが先生方のアドバイスを生かし美味しいカレーを作ることが出来ました。

  • 上原京丞

    上原 京丞

    今回の販売実習を行い、自分たちが一生懸命作った商品を直接お客さんに販売できる事の楽しさ、そして買ってくれたお客さんの笑顔が見れてとても嬉しい気持ちになりました。開発から完成までの道はとても長く、300食以上の食材の量を扱うのは大変でしたが、班の仲間や先生に協力してもらい美味しいカレーを完成させることが出来ました。大変な事が多かったですが圧倒的に楽しくてとてもいい思い出になったなと思っています。プロジェクトが無事成功に終わって良かったです。

  • 大城伽奈

    大城 伽奈

     このプロジェクトは、今までと違って私達が主体の活動で、南部商業高校との話し合いでもお互いが納得できて、私たちが大量生産しやすい商品を発案するのがとても大変でした。その中で一番の課題だったのが、大量生産しやすいこと、日持ちがすることでした。この課題点をふまえ、美味しく年齢を問わず食べられる商品を考えた結果、SDGsにも貢献できる血合いを使用したカレーでした。カレーは大量生産もしやすく、年齢を問わず食べられるからです。販売をする時には、南部商業高校が主体になり、目標にしていた全ての商品完売には届きませんでしたが、カレーを完売する事ができました。これをふまえて、商品を開発をする経験ができて、とても楽しい経験になりました。

  • 宮里杏音

    宮里 杏音

    初めは簡単にできると思っていたマグロカレーでしたが、マグロの血合いの下処理やカレーの味付けに苦戦してしまいました。マグロ血合いの下処理は、血合いに匂いが強くカレーにうまくとけこめませんでしたが、酢で処理することで臭みがあまり感じられなくなくなり、美味しいカレーが出来ました。最後は完売することができて嬉しくおもいます。

  • 金城愛菜

    金城 愛菜

    学校関連プロジェクトを通してSDGsを学びそこからマグロの血合いカレーを開発することが出来ました。カレーをメインプレイスで販売した時に沢山のお客さんが購入してくれて、すぐに売れた事が作って良かったと思いました。また南部商業が作ってくれたパッケージがとても良かったです。学校関連プロジェクトが成功して良かったです。

  • 金城優亜

    金城 優亜

    南部商業高校との学校連携プロジェクトを通して話し合いもなかなかできず直接会うのは販売実習前日で不安もありましたが、思った以上にスムーズに進みとても安心しました。南部商業高校の方達が考えて作ってくれたパッケージもすごく良くてとてもいいと思いました。企画・開発・製造・販売実習を終えてとても楽しかったのでまた参加したいと思いました。

  • 照喜名航

    照喜名 航

    コロナの影響であまり行動がないなかで南部商業高校と連携して「はいさい!冬瓜とマグロのトマトカレー」の販売ができてよかったと思います。360食分のカレーが全て完売したのでとても嬉しかったです。今回、このプロジェクトを成功することが出来てよかったです。

  • 町田宗之助

    町田 宗之助

    南部商業高校と連携して当初はどのような製品ができるのか不安でしたがTeamsを活用したミーティングを重ね製造する商品が決まり、次は試作を重ねて自分たちが納得いくマグロカレーが完成し一歩ずつ目標に近づくことが出来て嬉しかったです。販売時にはお客さんが次々と購入してくれたので最後は達成感がうまれました。南部商業高校と一緒に商品開発をおこなってよかったです。このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

南部商業高等学校

  • 山脇瞭介

    山脇 瞭介

    最初は「沖縄水産との共同開発」と聞いて、どんな商品が出来上がるのか想像が出来ず少し不安もありました。しかしオンラインミーティングをしたり、実際に沖水のマグロ解体を見学したりしてイメージが沸いてきました。パッケージ会社を訪問してオリジナルパッケージの話を伺ったり、自分たちで考案したデザインをデジタル化する作業など、日頃経験したことのない学びができ、とても良いプロジェクトでした。

  • 馬上一颯

    馬上 一颯

    サンエーメインプレイスにて、沖縄水産と南部商業の学校連携プロジェクトとして販売実習を行いました。沖縄水産のメンバーと同じ課題に立ち向かう事はとても刺激的で楽しく活動することができました。この活動では、すんなり進むこともあれば、なかなか上手くいかず悩みに悩む事もあり、苦しい日々を送ることもありました。しかし当日を迎えてみると、そんな思いを忘れてしまうくらいに達成感を感じることができ、とても良い経験だったと思います。

  • 糸数愛華

    糸数 愛華

    沖縄水産高校と連携した商品開発・販売実習を終え、今とても達成感を感じています。私たちは4月からこのプロジェクトに取り組み、沖水のみんなとは直接ではなくリモート会議を通じて両校の意見を出し合い、開発・販売する商品を決定しました。その商品が沖水のマグロ血合い・仲善さんのうっちん粉を使ったトマトカレーとなり、栄養価の高い良い商品ができました。当日のカレー販売は、ご来店頂いたお客様にとても好評で嬉しさや感動がありました。このプロジェクトに参加できて良かったです。

  • 大城早良

    大城 早良

    4月から始まった学校連携プロジェクトでの活動は、緊張から徐々に楽しみに変わっていきました。何を作りたいのかをオンライン会議で話し合い、決定するまでに時間がかかりました。SDGsを考え、尚且つ沖縄県産品を使用したレトルトカレーに決まったときは楽しみが増しました。当日の販売では私たち南部商業が考案し、作成したパッケージデザインがポスターに大きく掲載されており、通りすがりのお客様に見て頂けたのがとても嬉しかったです。

  • 神谷彪河

    神谷 彪河

    沖縄水産高校と協力して、初めてできた販売実習。一般のお客様に販売するので、接客応対に失礼の無い接客、丁寧な言葉遣いを心掛けました。販売するまでの間に、色々な方が協力して下さり、スムーズに準備できました。どんな商品を販売するのか、色々意見がありました。皆が納得できるまで話し合い、商品を決定することができました。大変で投げ出しそうになった時もありましたが、皆の支えで乗り越えられたと思います。

  • 佐喜眞妃奈美

    佐喜眞 妃奈美

    沖水との学校連携プロジェクト、4月当初は、興味があって参加しました。1つの商品を作り上げるのは、思っていたよりも大変でしたが、お互いのアイディアを出し合って、開発商品を決定することができました。商品を考案しはじめてから当日の販売に至るまでの一連の流れはとても長かったのですが、南部商業と沖縄水産のメンバーでコミュニケーションをとり、2校で協力し頑張ることができました。この経験を今後の進学先でも活かしたいです。最後にこのプロジェクトに協力して下さった仲善さん、リマープロさんをはじめ、沖水・南商の先生方に感謝しています。ありがとうございました。

  • 徳里羚

    徳里 羚

    最初はどんな商品を製造するかなどの提案から始まり、商品がカレーに決まってからは、使用する材料を探したり、商品名を考えたりなど、初めてのことだらけで苦戦しました。カレーのスパイスを提供して下さった仲善さんの紹介ポスターを作成するときには、販売当日にお客様が見やすいように、興味を持ってもらえるように工夫をしました。沖水との連携授業では緊張しましたが楽しく取り組めました。プロジェクトを成功させることが出来て良かったです。

  • 富盛乃愛

    富盛 乃愛

    学校連携プロジェクトを通して、沖水のみんなと4月から商品コンセプトについて話し合い、いろいろな商品アイディアを出し合って地域の特産物を使ったレトルトカレーを開発することが決定し、すごく良い案だと思いました。カレーの材料を仕入れるため、初めて仲善さんを訪問し、スパイスやバタフライピーを使った商品を委託販売することにしました。当日の販売では、お客様に商品詳細を説明したり、沖水のメンバーとコミュニケーションをとりながら協力したことが良い経験になりました。

  • 新垣明里

    新垣 明里

    1年間のプロジェクトを通して、このコロナ渦の中ではありましたが、いろいろな取引先の方と交渉し、より良い商品を開発・仕入れることができました。販売当日は、いろいろなお客様が来店して下さり、沖水と協力して血合い入りマグロカレーを完売することができ、とても嬉しかったです。機会があれば、また参加したいと思いました。

  • 伊森千鶴

    伊森 千鶴

    コロナで行事が少ない中、沖水の皆さんと協力し、長い間試行錯誤を重ね、カレーを完成させ、販売することができ、とても嬉しかったです。仲善さんの商品を試食し、販売の際に、お客様に商品説明ができるようにしたり、カレーのパッケージデザインや店舗レイアウトなど、どうすればより良くなるかを、皆で意見を出し合いながら、当日を迎えることができました。当日はお客様からたくさんの「ありがとう」やお褒めの言葉を頂き嬉しかったです。今回の経験を今後に活かしたいと思いました。

学校間連携報告書